Xperia arc root化を施してフォントを変更した時のメモ

※少し古い記事です。日本語フォントを細字と太字、別々のファイルを使いたい場合や、太字をDroidsans-boldに指定したが、滲む箇所がある場合はこちらをお読みください。

22日の金曜日。Xperia arcユーザーが待ちわびていたroot化が行えるようになりましたね。

僕もroot権限を取得しました。もちろん保障が効かなくなるということを理解して。

僕がやりたかったこと、それはシステムフォント変更です。

Xperia arcに搭載されているフォントは、モトヤシーダで、これが正直僕の好きなフォントではないのです。
小さいフォントサイズであるときにはいいのですが、設定画面などで大きなサイズが指定されていると、なんとも、スタイリッシュな感じがしないという...

どうやらこれからのAndroidに搭載される標準の日本語フォントがこれらしいので、メーカーさんが特別に別のフォントをインストールしない限り、丸ゴシックがこれからのスタンダードになるのでしょう。角ゴシック大好き人間からするとつらい流れです・・・

余談はここら辺においておいて、メモ程度にやり方を記しておきます。

root化の方法

こちらは多くのサイトさんが詳しい説明などをアップなさっていると思うので、僕は参考にしたリンクを記しておきます。

僕はGinger BreakのV1.1を用いてroot権限を取得しました。特にSDKなどを用いてインストール作業を行わなくても大丈夫でした。

ただ僕の場合は標準ブラウザでのダウンロードに失敗したので、PCで先にダウンロードしておき、SDカードに移し、ESファイルエクスプローラーを用いてSD上でインストールを実行させました。

次にbusy boxをインストール。

このソフトはアンドロイド上でコマンドを動作させるために必要なようです。
(これをインストールしないで一生懸命フォント変更のソフトを使って、まったく動かなくて四苦八苦したのは内緒。)

インストールした後、アプリを立ち上げ、"install"をタップしました。特に細かい設定はいらないようです。

フォント変更へ

次にフォント変更をするソフトをインストールします。

TypeFreshというソフトをインストール。
さらにこのソフトでフォントを指定するときに使うアプリandexplorerをインストールする必要があります。

両方インストールした後、type freshを起動します。

メニューボタンを押して、バックアップを取ります。(ここでとらないと、昔のフォントを手に入れられません。気をつけて。)

バックアップされたフォントは、SD/fonts/に入っています。

次にxperia arcをPCにつなぎます。

先ほどの場所にバックアップがあることを確認しつつ、SDの好きなところに、太字用英字フォント、普通用英字フォント、日本語フォントをコピーしておきます。
日本語フォントだけでよかったらそのフォントだけコピー。

拡張子は.ttfにしておきます。(OTFファイルを適応したい人は、拡張子を.ttfにするだけでいいようです。)

次に、XperiaをPCから取り外し、type freshを起動します。

英字太字は DroidSans-Bold.ttf
英字は DroidSans.ttf
日本語は MTLmr3m.ttf

です。それぞれタップして、先ほどコピーしてきたお好みのフォントを用います。

reboot要求をされると思うので、再起動してください。(もし要求されなくても自分で電源オフ→オンを行えばいいみたい)

起動してお目当てのフォントが適応されていればOKです!


以下余談

僕の指定したフォントは日本語にニューロダンM、英字にHelvertica Neue 英字太字にHelverticaを指定したのですが、英字フォントがニューロダンのものになってしまいました。
その後、DroidSans-BoldにHelveltica Neueを指定すると、英字が適応されました。
しかし、太字の日本語フォントが正しく表示されず、現状ではDroidSans-Boldにヒラギノ角ゴW6を指定しています。

このとき、細い英字はHelveltica Neue、太い英字、太い日本語(たとえば右上の時刻表示やWEBページの太字指定)はヒラギノが適応されているようです。)

細い日本語の文字を太字にすると表示が乱れる可能性があるので、太字の日本語を含むフォントを指定するか、Droidsans-Boldに太字を指定するといいのかもわかりません。
この問題は解決しました。こちらを御覧ください。